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実践的な学び
企業インターンシップ
長期インターンシップの様子
地元企業?団体のサポートで将来を見据える

 本学は、社会のグローバル化や情報化に対応する人材育成のために、知識伝達型だけでなく、学生が自ら学ぶ実践的な教育に力を入れています。
 将来の進路選択に向け、実際の仕事を現場で経験するために、一部の学科で2~3年次に県内を主なフィールドとする企業インターンシップを必修化しています。
 このような学科単位でのインターンシップを必修化したのは、全国の国公立大学で初めての取り組みとなります。

学生インタビュー

地域創造学部 実践経済学科 4年 田中くるみさん
地域創造学部実践経済学科4年 田中くるみさん
地元の観光関連企業で
Z世代向けのPR案を企画

 私は観光関連企業での2週間のインターンシップに参加しました。佐世保
の観光資源や観光地について理解を深めた後、Z世代をターゲットとした観光ブログ執筆や動画制作の企画立案?取材を行いました。初めてのことばかりで不安もありましたが、他の参加学生と協力しながら、お互いの長所を活かして最後までやり遂げることができました。

もともと大学の学生広報スタッフとして活動していましたが、インターンシップを通してさらにスキルの幅が広がり、そこから広報力を活かした仕事という就職活動の軸を見つけることができました。また県外出身という立場から改めて佐世保の魅力を再発見する機会にもなりました。

今後もWEBデザインや動画編集スキルの習得を目指しながら、積極的に挑戦したいと思います。

学生インタビュー

地域創造学部 実践経済学科 3年 山根健太郎さん
地域創造学部実践経済学科3年 山根健太郎さん
普段から利用する鉄道の
乗降人数を調査?分析

 私は鉄道会社のインターンシップに参加し、各駅間の乗車人数を記録する乗降調査を行いました。記録データから乗車人数の多い区間や時間帯を分析し、最終的には一般乗降客を増加させるための営業施策レポートを作成。列車の本数調整や、乗客が楽しめる車内アナウンスの追加、観光パンフレットの配布などの提案をさせていただきました。普段から利用している会社だったので馴染みがありましたが、全く知らない業務がたくさんあることに驚かされました。

そして運転手や乗務員の方々が、忙し業務の中でいつも笑顔で対応されていたのが印象に残っています。目の前の困っている人のために力を尽くす姿勢は私自身も見習いたいです。

インターンシップ参加前から大学で座学があり、働くことについて学び、考える機会となったのでとても良い経験になったと思います。

学生インタビュー

地域創造学部 実践経済学科4年(取材時) 下岡玲央奈さん
地域創造学部実践経済学科4年(取材時) 下岡玲央奈さん
車の営業販売に同行して
接客や対応を間近で体験

 私のインターンシップ先は自動車正規ディーラーで、2週間に渡って営業部の方に同行しました。研修中は、店舗でお客様に新車を提案する場に同席したり、取引先を訪問して車検や保険更新を案内するなど、営業職の仕事を間近で体験させていただきました。
企業の方からは顧客を増やすためのアイデアを求められましたが、研修を受けるなかで課題解決のヒントを探り、自分なりの考えを報告書にまとめて提出しました。少子高齢化や半導体不足といった厳しい情勢が続くなか、営業部の皆さんは販売目標の達成に向け、創意工夫を行う姿が印象に残りました。インターンシップは、就職活動を始める前に自分の個性や得意分野を見つめ直す絶好のきっかけになり、本当に参加して良かったと思います。

Q1.インターンシップに参加する前のイメージは?
学外ということで、これまでの学生だから許されていたルールから飛び出し、不連続的に社会のルールに対応しなければならないという心構えを新たに変える必要があると感じていました。今までは、生活は学生だからある程度の責任については、看過してもらえました。例えば、プレゼンにしてもその内容にはあまり気にも留めず、行ったプロセスが重要視されます。社会にでると、それが逆転しプロセスよりも結果が重要視されると聞いたことがあります。そのため、この価値観の変更に対応する必要があると感じました。

Q2.インターンシップ中はどんなことを行いましたか?
インターン中は、企業の方から「顧客誘引増」という課題が与えられました。この課題に取り組むために、営業部の方の傍について行動していました。営業部の仕事は、取引先へ訪問し車検や保険の更新を促したりします。また、店頭では、営業訪問で興味を示した顧客に対して商談を進めます。この取引先への訪問、店頭での対応を間近で見て、課題解決のヒントを探り、インターン最終日に報告書をまとめて、課題に対する自分の解決策を提示しました。

Q3.実際に働いてみてどんな感想を持ちましたか?
営業の方にとって顧客との商談は、重要であってインターン生が入る余地は限られていましたが、営業職の大変さというのは感じることができました。もともと少子高齢化により、新車販売台数は、芳しくなかったですが、そこにコロナ?ショックにより半導体の供給制限が影響しされに新車売上台数の数が減少傾向にあります。このような不条理な経済情勢の中でも、ノルマを達成しなければならないことについては、営業職の知恵と努力が試されるものであると感じました。

Q4.ここで得た経験を今後どのように生かしたいですか?
営業の方の傍で仕事というものを間近で体験することでき、仕事のシビアさを実感しました。また、様々な状況下においてもそれぞれの持つ得意分野を武器に自分の営業の仕方を確立している姿を見て、自分にとっての得意分野とは何なのかについて考えさせられました。実際に、社会に出て仕事を行うまでに、残されている時間は1年です。この1年間で、自分の特色を仕事で発揮できるための基礎作りを行っていきたいです。具体的には、様々な人と出会い会話する、本を読んで見聞を広げるなど残された時間を有意義に使っていきたいです。

学生インタビュー

地域創造学部 実践経済学科4年(取材時) 緒方さら葉さん
地域創造学部実践経済学科4年(取材時) 緒方さら葉さん
自分の成長を実感できた
課題研究の成果発表会


 私は、企画立案から発表まで体験できる内容に魅力を感じ、自動車教習や観光業等を手掛ける地元企業のインターンシップに参加しました。研修の前半は課題研究や研修会?セミナー参加が中心で、後半は成果発表会やスピーチを行いました。発表会では社長や専務取締役の方にもご参加いただき、とても緊張しましたが、学生である私たちの意見を真剣に受け入れてくださる様子が印象に残りました。
インターンシップでは、SNSを活用した新規顧客の獲得案を企画する機会がありました。あらかじめ決まった正解が用意されたものではなく、これまでにない独自のアイデアが問われる課題でしたので、自分の創造力を養う貴重な機会になりました。特に研修中に受けた話し方セミナーは学ぶことが多く、社会人になってからも活かせると思っています。

Q1.インターンシップに参加する前のイメージは?
長期インターンシップに参加する前は、初めて参加するインターンシップだったのでとても緊張していました。今回の長期インターンシップでは、社会人としての基本のマナーを学ぶ場にしたいと感じていたので、礼儀を大切にすることを心がけようと思いました。そして、2週間という長い期間を頂いているので、1つでも多くのことを学び、自分の成長に繋げる場にしたいと思っていました。しかし、企業の人たちは、自分たちの通常のお仕事をしながら、学生達のお世話もして頂くので邪魔にならないかがとても心配でした。

Q2.インターンシップ中はどんなことを行いましたか?
インターンシップ期間中には、1日目から8日目まで、企業側から提示された課題の研究を行いました。その間の6日、7日目の2日間で企業の社員の方や、他の企業の方に混ざってマネージメントゲームの研修会に参加させて頂きました。8日目には企業の社長から話し方セミナーをして頂き、9日目にインターンシップ期間中に行っていた課題研究の成果発表会を行い、同日にストレングスファインダーの結果報告会をして頂きました。最終日には、話し方セミナーで学んだことを活かしながら3分間でスピーチを行いました。

Q3.実際に働いてみてどんな感想を持ちましたか?
長いようで短かったインターンシップの中で、様々な経験をさせて頂きました。特に印象的だった事は、課題研究の成果発表会でした。発表までの期間内で、自分たちの提案を聞き手にわかりやすく伝えるためにはどうしたらよいかと何度も班の仲間と話し合い、発表に臨みました。発表前は、社長や専務取締役の方を前に緊張していましたが、発表を始めてから聞き手の方々の真剣に聞いてくださっている姿をみて、学生である私たちの意見も事業に取り入れようとしていることに有難いと感じました。

Q4.ここで得た経験を今後どのように生かしたいですか?
長期インターンシップでは、SNSを活用した新規の顧客を獲得する企画を考えるなかで、最も創造力が養われたと思っています。この能力を今後の学生生活、社会人になってからも活かしていきたいと考えています。今までの学生生活では、正解のある課題ばかりであまり独自の考えが求められることは少なかったと感じていました。しかし、これからは、答えのない課題をこなしていく機会が増えてくると思われるので、その際にはインターンシップで養われた創造力を用いて解決していきたいと思います。
インターンシップ参加者の集合写真
インターンシップ参加者の集合写真
濃厚な2週間となった研修の様子
濃厚な2週間となった研修の様子

学生インタビュー

地域創造学部公共政策学科4年(取材時) 松田あすかさん
地域創造学部公共政策学科 4年(取材時) 松田あすかさん
インターンシップ先…松浦市役所
「まちの情報を取材?撮影して広報誌を制作」

 松浦市役所の政策企画課の仕事に携わり、担当したのは市が毎月発行している広報誌の制作です。表彰された地元の方やイベントでの取材?撮影は初めてのことばかりで、最初は何を聞けばいいのか分からず、カメラの操作も一から教わりました。過去の広報誌を読んで参考にしながら、実際にいくつか記事を担当させていただきました。2週間というまとまった期間の取材を通して、少しずつ市民の方との距離を縮めることができたと思います。

Q1.インターンシップ先を選んだきっかけは?
高校時代から将来は公務員になりたいと考えていたので、長期インターンシップでは市役所を希望しました。長崎県立大学に入学したのも、実際に公務員として働く前に、まちづくりのことを専門的に深く学びたいという気持ちからです。

Q2.インターンシップを通して学んだことは?
長期インターンシップに参加する前は、市役所の仕事は担当課ごとに全く異なるイメージでしたが、いろんな課の人が力を合わせて一つの広報誌を制作している様子が印象的でした。また職員の方は、取材現場でいろんな方と積極的にコミュニケーションをとり、日々情報を見つけて発信するために努力していました。こうした仕事内容はとても魅力的に感じます。

Q3.今後の目標と、後輩に向けてアドバイスはありますか?
卒業後は大学院に進み、コンパクトシティやスマートシティに関する知識を深めた上で、公務員になることが目標です。長崎県立大学は地域の課題を自分ごととして学ぶことができるので、まちを元気にしたい学生には最適な環境だと思います。
取材の様子
取材も撮影も、教わりながら即実践!
取材の様子
校正作業の様子
校正作業まで丁寧に行いました。
海外ビジネス研修(国際経営学科)
海外ビジネス研修の様子
将来はグローバルに活躍したい!

グローバルに活躍できる人材を育成するために、語学力を磨き、海外で働くという貴重な経験ができる「海外ビジネス研修」を行っています。
夏季の3週間、シンガポール?ベトナム?タイなどの日系及び現地企業などで実施しています。
災害看護学実習(看護学科)
災害看護学実習の様子
災害時にも対応できる看護師になるために。

災害を想定したトリアージ演習、長崎県島原病院での災害時訓練へ参加し、実践的な医療や看護を学習します。 また、雲仙普賢岳噴火災害関連の講話と被災地視察、避難所生活体験などを通して、平時~災害発生~復興における看護の役割を学びます。
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